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会長所信

温故知新
〜 新しい未来に向けて 〜

令和5年度 津商工会議所青年部  会長  横田 司

 令和4年度、津商工会議所青年部は、「 為せば成る 〜成長から進化へ〜 」のスローガンの下、活動をしてまいりました。コロナ禍が3年目に入った2022年、新型コロナウイルス感染者数は一進一退を繰り返したりと不安定な社会情勢ではありましたが、訪日観光客の受け入れが再開されるなど、新型コロナウイルス感染症と向き合い「withコロナ」として経済活動は再開に大きく舵を切りました。我々青年部の活動としても感染症や物価の高騰と大きく影響を受けながらも、これまで叶わなかった多くの事業を完遂することができました。「交流」を活動の柱とした1年であり、会員同士はもちろん会員家族、各種大会への参加により他単会との交流、さらには友好YEGである那覇商工会議所青年部との交流、多くの経験と成果を得る1年であり、成長から進化への一歩を力強く踏み出しました。

 設立から38年目となる2023年、その経験を活かし「withコロナ」ではなく、「コロナ禍からの脱却」に向けて歩みを進めなければなりません。我々津商工会議所青年部は、挑戦から成長、成長から進化へと行動を起こし、ここからは新しい未来へ向かって行動を移してまいります。そのためには、故きを温ねて新しきを知る。津商工会議所青年部の歴史を知ることにより、諸先輩方が培ってきた想いをしっかりと受け止め、これからの新しい未来に向けて創造を重ねていく。現在というものは過去のすべての集大成であることから、歴史を知らずして未来はありません。勇気と情熱をもって未来への歩みを進めてまいります。

 そして、我々はなぜ津商工会議所青年部に入会したのでしょうか。誰もが自企業、そして自身の成長を望み行動を起こした結果であると強く確信いたします。商工の発展、自己研鑽、その大きな目的を見失わないためにも今一度、商工会議所活動の意義を見つめ直し、しっかりとその目的を果たすことができるよう活動をしてまいります。そして、青年部活動を通して、ここからさらなる交流を重ねることによって会員企業の相互発展の一助となり、愛する家族や仲間、そして津のまちのために活動をすることによって、津商工会議所青年部の魅力を最大限に伝え、団体としての価値の向上を目指します。

 青年部会員には誰にも平等に多くのチャンスが与えられます。そのチャンスは常に掌にあり、それを掴むか掴まないかは自分自身であります。多くの機会が与えられる中、得ようとする姿勢と目的意識をしっかりと持ち、積極性をもって青年部活動に参加し、ともにチャンスをつかんでまいりましょう。